2011年8月27日土曜日

扉会議

8月25日、幌西小学校で3つの扉会議を一斉に行いました。
大会のまとめとして、全国からいただいたメッセージカードと授業の写真をそれぞれの授業者にプレゼントされ、自分の授業を振り返りながらメッセージに目を通していました。また、授業記録や分科会記録を読み返しながら、自分たちが考えてきたこと、子ども達に伝えたかったこと、主張したかったことを改めて思い起こす時間になりました。
3つの扉会議はそれぞれの扉責任者の司会で進められ、各授業者から授業を終えた感想を交えながら、話し合いで交流されたこと、授業を通して考えたことなど、大会の総括が語られました。
どの授業者も、「今回の授業のように子ども達が、自分の思いを表現できる授業をしてみたかった」「授業の中に写真を活用してみることによて、子ども達の作品の見方がよりシャープになることが分かった」「鑑賞って一言でいうけど、作品との距離がこんなに近くなるとは思わなかった」など、それぞれの主張にもとに自分たちが目指してきたことを“熱く”話していました。
その中で、どの授業者も自分たちの主張だけではなく、参会者からいただいた意見を受け止めながら「こういう改善が必要だったのでは‥‥」「せっかくのチャンスなんだから、交流の時間よりもっと子ども達に活動されることに目を向けなければならなかったように思う‥‥」など、「よかった、よかった」にならない話し合いになっていました。
ここで話し合われたことは、各扉責任者がまとめ31日の実行委員会で報告されます。
この大会で培ったことをまとめ次に生かすためにも、この後のまとめがとても大事になってきます。大会が終わって、ひと段落と思いたいところですが、もうひと頑張りですね。

3 件のコメント:

  1. 小林先生、ブログありがとうございます。
    どの扉もたくさんのご意見が出たようで、盛り上がりましたと宮田先生(子どものまなざしの扉)から報告を受けています。
    本来ならば、授業者や司会者、記録者に改めてお礼を直接伝えなければならないところ、欠席してしまい、申し訳なく思っています。
    扉責任者の方々が話し合いの方向性をわかっていてくださり、
    しっかりと進めていただけ、本当に助かります。

    今回の話し合いの記録については堀口先生(教師のまなざしの扉)からは頂きました。
    あと2つの扉の記録を明日までに送ってもらう事になっています。
    どのような話し合いだったのか、読むのが楽しみです。
    なお、
    この記録については、31日の実行委員会で配布する予定です。

    次回の実行委員会でもたくさんの方に足を運んでいただき、
    忌憚の無いご意見を頂けると嬉しいです。
    どうぞよろしくお願いします。

    返信削除
  2. まとめの仕事がこうして、また新たな価値を生み出すのですね。お疲れさまです。

    返信削除
  3. お疲れさまです。扉ごとの振り返りをまとめながら、今後の研究につないでいきましょう。授業者や提言者、助言の方々、司会者、記録者、参会のみなさんからの声は、なんといっても大会という大きな「実感」を伴う造形の力なのですから。

    返信削除