2014年12月27日土曜日

大雪に負けないぞ!さつぞう会議

本日は教育美術展の前日準備。
準備終了後、そのまま札幌小学校さん図工室をお借りして、さつぞう会議(名前がリニューアル!)が開かれました。


20周年の授業と講演会、祝賀会も終わり、次の取組に向けて、話し合いは盛りだくさんです。

1、20周年記念授業の振り返り
2、20周年記念誌について
3、子どもの作品を見る会・冬の造形広場について
4、ご満職を祝う会について
5、造形ざんまいについて
6、ウィンタージャンプについて





矢野先生の発案で、図工のワークシートやネームカードを持ち寄っての交流も行われました。ワークシートやネームカードを通して授業の様子も見え、とても素晴らしい企画です。勉強になりました。

今後は、データにまとめ、みんなで使うこともできるようになりそうです。


明日は教育美術展審査会。どんな作品に出会えるか、楽しみです。

2014年12月6日土曜日

札造20周年記念 懇親会


札造の20周年を記念した企画の最後は、大懇親会です。

ホテルライフォート札幌のおいしい料理をいただきながら、楽しいひと時を過ごしました。ここでも、語られるのは、先輩のみなさんからの熱いメッセージです。
「ひと」のつながりが何より大きな力になる札造。懇親会で語られる一言一言が、とてもあったかく、心にしみてきました。

お話をいただいたり、今まで取り組んできた実践の映像を見ながら、札造の足跡を振り返りました。ちょっと懐かしい映像もあり、思い出話も語られました。



そして、恒例のエールとお餅つきです。エールは、湯浅先生、そしてお餅つきは前会長(北造)の稲實先生です。「これがないと、会が終わらない」そんな声も聞かれました。

また、顧問の先生からのお話もあり、伊藤善彬先生のプロ級の腹話術には本当に見入ってしまいました。

とても、素敵な20周年記念の1日でした。

最後になりますが、講演のため遠路おいでいただきました辻先生、また、寒い中ご参加いただきましたたくさんの先生、ありがとうございました。

そして、企画に携わった、研究部のみなさんに感謝いたします。

札造20周年記念 座談会

辻先生の講演会に引き継き、札造の設立からかかわってこられた先輩たちに登壇いただき、座談会が行われました。

司会の川島先生から、本日の登壇者の先輩たちの紹介をいただき、阿部先生のコーディネートで札造にかかわる、お話をいただきました。

今回の登壇者は、歴代の会長を務められた、伊藤善彬先生、塚野昭臣先生、土井善範先生の3名です。

熱く授業について語ったことや、研修会を企画したこと、版画の勉強しに東北まで足を延ばしたことなど、今の札造にいたるまでに考えてきたことをお話いただきました。そこで、みなさんが、この札造で感じたことは、「ひととのつながり」である、ということでした。
日常当たり前のように思っている「ひと」を大事にする、札造の在り方ですが、話をお聞きすることでより深く重みのある言葉と実感しました。



今、図画工作・美術教育を語り合える仲間が集まれる、この札造の「な・か・ま」のよさを改めて感じました。



札造20周年記念 講演会

12月6日 ホテルライfトート札幌において、札造の20周年を記念して講演会・座談会・懇親会を行いました。

始めに、阿部会長から20年の礎をもとに、これからをつくることを感じたいと話され、開会しました。

講演会は、帝京大学の辻先生を講師にお招きし、「図工という名の贈り物」と、題でお話いただきました。

今日の講演は、「今気になっていること」という、プレゼンが提示され、「子どもたちは、もっと素直な感性や表現を目指していくべきではないか」と語られました。「教師って」「子どもって」そう考えると「教育って‥‥」示唆に富んだお話に、フロアーの先生もメモを取る手が止まらない時間でした。

後半は、グループでのワークショップ。テーマは「教師が子どもに与えたもの」そして「教師が子どもからもらったもの」だから、「図工は・・・・・・」

各テーブルでは、思ったていることを付箋に書き、模造紙にまとめます。若手の先生は、たくさんのお話しを聞きたい!と、たくさん質問したり、お話したりしながら、グループの考えをまとめました。




各テーブルでか語られたことを、みんなでシェアしたくさんの財産となりました。

とっても素敵な時間でした。

この後は、座談会に進みます。

2014年12月5日金曜日

20周年記念授業 研究討議

授業後には研究討議を行いました。札幌市造形教育連盟事務局長の松原校長先生から、お話をいただき開会しました。

まずは、研究の概要を研究部長の小川先生がプレゼンテーションしました。今回のプレゼンテーションは立体を使ったアナログの説明でした。プレゼンテーションというと映像を使ってのプレゼンが多いですが、今回のプレゼンも訴えるものもある素敵なものでした。

その後さっそく、討議に入りました。今日の授業は、札幌市造形連盟の会員のほか、OBの方々、大学の先生、そして、図工・美術を専門にしている学生さんも参加し、熱心な討議となりました。討議はテーブルトーク(ワールドカフェ・スタイル)で行われ、各テーブルで授業を通して考えたことなどが話されました。
研究の視点に沿い、「思考のある題材」であったか、「環境の構成」は子どもの交流につながっていたか、で整理しまとめました。参加していた学生さんからも意見をもらい、授業の見方、図画工作科の考え方などを改めて考える場となりました。
 


また、授業者の三浦先生も一緒に討議に加わり、授業に向けた思いが語られていました。

最後に、研究部のみなさんが今日の討議をまとめ授業を通して考えたことを整理しました。
札幌市造形連盟の若手の力でつくりあげてきた、「NEWさつぞう」の勢いを感じる授業そして、研究討議でした。

そして、結びに札幌彫刻美術館の館長である池田先生よりお話をいただき、記念授業を閉会しました。

授業づくりにかかわってきた研究部のみなさん、授業者の三浦先生、本当に素敵な授業公開ありがとうございました。


札幌市造形教育連盟 20周年記念授業

札幌市立稲積小学校で、札造20周年記念授業を行いました。

5年生の造形遊び「ヒカリバ」です。授業者の三浦先生「子どもたちにこんな経験をさせたい、こんな素敵なことを感じてほしい。」がたくさん詰まった授業です。LEDライトと透明なプラスチックのカップを使い、積み上げたり、影を映したりしながら「つくり、つくりかえ、つくる」活動を行いました。

中央に、白い段ボール箱が設置された視聴覚室に入ってきた子どもたち。箱を見ながら、子どもたちの頭の中には、前回の活動が思い出され、たくさんのイメージが広がっていました。

前回の授業で発見した光と影のおもしろさや壁などに映すことで
できる形などなどを確かめ合いました。今日も「いいね!」が、たくさん生まれるといいね、と子どもたちの活動が始まりました。

さっそく子どもたちは、プラカップと白い段ボール箱をもち、思い思いの場所でつくりはじめました。

プラカップを何度も積み替えたり、大きさの違カップを組み合わせたり、ライトの位置を調整したりしながら自分の光と影を見付けていきました。


しだいにライトとプラカップとの距離が、映し出す影に関係していることに気付き、映し出したい替えになるように形や位置関係を工夫していきました。


いろいろな形に積んでみることで「いいね!」を発見!


ライトとプラカップの距離を調整して、影の形をつくります。ここでも「いいね!」がたくさん。


ライトと白いスクリーンと壁の隙間から漏れる光など、たくさんのことを試しながら、大きな造形作品につくり上げていきました。どの作品も影の効果とっても素敵でした。「いいね!」



最後にお互いの作品を見合い、自分の作品のよさを友だちに伝えたり、見ることでまた新たな発見があり、子どもたちの「つくり、つくりかえ、つくる」活動の新たな力をなりました。

2014年12月4日木曜日

第13・14回ぞうけい会議 @佳境

 12月3日(水)、4日(木)、二夜連続でぞうけい会議が開かれました。
場所はもちろん稲積小学校さんです(いつもご迷惑をおかけして申し訳ございません!そして、授業にかかわる細かなご配慮ありがとうございます!!)。

 白い箱づくり(後編)、指導案印刷&帳合、記念事業の最終打ち合わせを並行して行いました!


3日には、阿部会長から岩見沢の「天狗まんじゅう」の差し入れをいただきました。
まんじゅうと2ショットの中川先生です。


紙に丁寧に両面テープを貼る土門先生。
表示物の作成もありがとうございました!

ジャンジャンバリバリ貼りまっせ!


明日も活躍してもらうLEDライトたち
今夜はぐっすり休んでくださいm(. .)m

こちらが授業会場の視聴覚室です。
部屋と段ボールと私(菊地先生)

今回、規格からもれてしまった箱達
次の活躍に期待です。

 三浦先生、そして、稲積小学校5年1組のみなさん、
明日は「好き」が輝き、響き合う姿が見られるすてきな授業になるよう祈っております!!
 楽しんでくださいね!!

そして、授業の準備に携わっていただいた先生方もありがとうございました!!


2014年11月30日日曜日

ブラックボックス? いいえ、ホワイトボックス!  第12回さつぞう研究部会(最終) in 稲積小学校

 11月25日(火)、稲積小学校さんで第12回さつぞう研究部会(最終)が開かれました。
(最終というのは後ほど説明します!)

 この日は、12月5日(金)の三浦先生の授業で材料として使う白い箱づくりをメインに行いました。
皆様のご協力により集めた80個程の箱(2Lの飲み物が6本入る規格のものです。)を、白の模造紙で包み白い箱をつくりました!

まずは、箱をせっせと組み立てます!
左後方に見えるのは30個の箱をゲットした矢野先生の後ろ姿です。
 
自称「段ボールの天使(仮)」の佐藤先生が翼を広げています。

授業者の三浦先生も箱を量産しています!

森實先生に、山先生というベテラン勢と、
ヘアースタイルが変わった藤岡先生の3ショット!

 箱は全て完成とまではいかず、3日の部会に持ち越しとなりました。意外に手強かったです。

 その後、私小川が研究主題とその視点を説明させていただき、続いて三浦先生による授業の概要説明がありました。

三浦先生による、授業内容の説明です。暗くてよくわかりませんね…
すみません(・・;

光のよさや美しさを感じる授業を目指します!

 最後には、20周年記念の記念誌について、担当の菊地先生からの協議事項をみんなで話し合い、あわせて祝賀会の詳細も確認しました。
今日は椅子のみでした。なんか新鮮ですね。

石垣先生にも駆けつけていただきました!
  おまけに、というわけではありませんが、今年度からさつぞうの研究体制が変わったので、それに合わせて、各部の部会名と棲み分ける意味で、全体であつまる部会の名称を改めて決めました。
 事前に募集した候補の中から多数決で決めました。
 候補として

・STZ48(さつぞう48)
・札造みんなの会
・みんな集まる会
・あくしゅ会
・SATSUZO-TRIBE
・金曜は飲み会
・二十歳を過ぎてもニキビと言い張る会
・会議の後はドンキーかい?
・とりあえず集まるかい?
・共通事項って形・色・イメージかい?
・札造の夜明けはちかい
・造形会議
・造形部会
・さつぞう会議
・さつぞうの集い
・秘密会議
・作戦会議
・つくる会

という、ウィットに富んだネーミングの数々が「さつぞう」のセンスの幅の広さを物語っています。
※ 半分ほど中川先生から出していただきました♪

「派遣依頼に書けることが条件」という藤岡庶務部長からの進言を踏まえて決をとった結果……




「さつぞう会議」となりました!

ということで、次回からは「研究部会」ではなく「さつぞう会議」という名称になりましたので、ご承知おきください。


2014年10月27日月曜日

第11回 さつぞう研究部会 in 稲積小学校 with 振替休日の方数名

10月27日(月)、札幌市では先週末の土・日に学習発表会が行われた学校もちらほらとあり、その振替休日のため今日は17時から稲積小学校に集まり(振替だったのは7名ほどでした)、さつぞう20周年記念事業、さつぞう広報誌「創」、教育美術展、冬の造形広場などの各種案内の発送作業を行いました。

このボリューム感に、生唾ゴクリ…


自称:「必殺仕分け人」の佐藤先生と、ベテラン仕事人の山先生

粛々と封筒に詰められていくお手紙たち、次に会うのは職員室の机の上です
もはや、手慣れた発送作業は50分程度(それでも2000枚ほどの量です)で終わりました。
これも、藤岡庶務部長と、吉伊会計部長の円滑な仕事運びが功を奏しました!
いつも細かな気遣いありがとうです!!


さてさて、いよいよ本題の20周年記念事業の一つである、稲積小・三浦先生の公開授業の題材研究スタートです!
「5年生、光を使った造形遊び、2時間(予定)」
とにかく今日は、いろいろな材料を持ち寄って、「どんなことができるか?」を
体と心と口を(?)動かしながら、光の世界に浸りました。










LEDの光と、トレーシングペーパー、プラカップ、カラーセロハン、半紙、お花紙、色水などなどを
組み合わせて、光や影の形や色を楽しみました。

今日の題材体験をもとに授業づくりに励んでまいります!12月の授業をお楽しみに!!

森實先生のかっぱ巻きの差し入れを絶賛の矢野先生!ほどよいワサビの辛さがグッド・テイストでした!
そのほかにも、おにぎり、アンパン、プリンにコーヒーゼリーにと、ご馳走様でした!!