2015年1月18日日曜日

「作品を見る会」と札幌大谷大学平向先生の研修会



 1月17日、「作品を見る会」と札幌大谷大学の平向先生による実技研修会「楽しい水墨画の世界」が行われ、悪天候にもかかわらずたくさんの方が札幌大谷大学に足を運んでくださいました。


 まずは、AISプランニングの小林さんが、おとどけアートという素敵な取組を紹介してくださいました。

 このおとどけアート(アート・イン・スクール事業)は、アーティストと子どもたちが共に創作活動を行うことを通じて、子どものコミュニケーション力や表現力を育てようという活動です。
 ある日、突然アーティストが転校生として学校にやってきて、夢のようなアート活動を届てくれる・・。わくわくしますね。




次は、阿部時彦先生より、長崎の取組について紹介がありました。タブレットを使ったアニメーションの授業です。写真をとってムービーメーカーで編集し、音も入れるなどしてアニメーションをつくっていく様子を伝えてくださいました。





そして、持ち寄った作品を見合います。どの作品からものびのびとした子どもの声が聞こえてきます。
 作品カードや振り返りからも、子どもの作品に込めた思いを知ることができます。心温まる言葉があふれています。

 
 こうして幼稚園、小学校、中学校、特別支援学級と、様々な子どもたちの作品を一度に見合う機会はなかなかありません。


自由に作品を見ながら、参加者同士で絵について語り合ったり、日頃の実践の交流をしたりできる。これも、作品を見る会の大きな魅力です。




 こちらは、1/2スケールのゲルニカ。札幌大谷大学の学生さんたちの作品です。ART BANKという取組の一環で、小学校などへの貸し出しも可能ということです。今後は
、風神雷神図の制作にも取り組むそうです。また、ART CARAVANについての紹介もありました。学生さんたちが小学校へ出掛け、子どもと一緒に造形活動や鑑賞活動をしたりする様子は、どの顔もキラキラと輝いていました。大谷大学の学生さん、熱いです!






 午後からは実技研修会「楽しい墨絵の世界」です。おしゃれなエプロンの準備もバッチリ!


 実際に江戸時代にかかれた墨絵を見せていただきました。会場にはどよめきが。みなさん大興奮でスマホを取り出し、撮影です。


          
 墨の特徴や表現方法について教わったことを生かしてかきます。紙にもいろいろな種類があり、それぞれで異なる表し方ができます。

 教育大の学生さんも多数参加してくださいました。学ぶ姿勢、素晴らしい!
校長先生方は、さすが、ベテランの技が光っています。
臨画。竹の絵をお手本に、技法を学びます。お上手!
司会としての意気込みが表情と絵にあふれています。
にじみ、たらしこみ、外隈などの古典的な表現から、スパッタリングなどの現代的な表現まで、幅広く、奥が深い墨絵の世界です。








明日の授業から早速生かしてみたくなります。平向先生、貴重な研修をありがとうございました。ご協力いただいた札幌大谷大学の皆様、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
 今後の研修会にもご期待ください!






「生きている色とかたち」生き生きと。はつらつと。

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