2013年11月12日火曜日

秋の授業〜味わってみよう日本の美術〜

昨日は、いつもこのブログを更新してくれている小川先生の授業でした。
6年生で「鳥獣人物戯画」の鑑賞を行いました。

テレビを使って、そっと開いていく様子を・・・
3本のレプリカを手作りして臨んだ授業です。
細部まで、しっかりレプリカしていました。さすがです!
子どもが絵を味わうために、付箋を何種類も用意しました。
 ・様子などをかき込む付箋
 ・台詞などをかき込む吹き出し型付箋
 ・自分の好きな登場人物を選んだ理由をかき込む付箋
様々な所に、小川先生の細かい準備が光りました。

子どもに付箋を渡して、スタートです!



思い付いた事をどんどんかき込んでいっています。



付箋の量が多すぎた?!絵が見えなくなるくらいまで貼り続ける子ども達でした。

話合いは、小川先生力作のレプリカを囲んで行われました。

若手の先生達が3つのグループに2〜3人ずつチームを組んで張り付きました。
発言を記録したり、動画や写真を撮ったりしました。

その時の様子を発表してくれました。
他のグループで、自分が見ていない子ども達の様子もわかりました。


自分の担当のグループのこの様子を説明します!

今日は記録も担当の菊地先生もグループの様子を説明します。

星置東チームも担当グループの説明をしています。

話合いでは、鑑賞の授業は難しいね、という言葉が何度も出てきました。

今回の授業では、付箋を使う事のよさがあり、誰にでも真似ができる方法として評価されていました。
しかし、あんなにかき込む6年生ですから、絵が見えなくなってしまうので、量の調整が必要なようです。

本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員さんも参加してくださり、学芸員の立場からお話しいただけ、勉強になりました。

今日の司会・運営は中川先生!



司会の中川先生の板書です。



今日のおやつは、
かっきー改めズッキー(鈴木美奈子先生)からの
差し入れでした!
話合いが終わり、外に出ると、真っ白でした!
秋の授業が終わると、もうすっかり冬でした。

この授業の反省と前日に行われた「子どもの作品をみる会」「秋の造形広場」の反省は19日に研究部会で行う予定です。


4 件のコメント:

  1. オオ!興味深い。こうしたことを発信してくれるのは、うれしいなあ。ホワイトボードを見ながら、どんな話あいがあって、どんな時間が流れたんだろう?なんて思いました!

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    1. 山崎先生ありがとうございます。
      こうしたコメントを頂くと、更新してよかったと思います。
      次回の授業は2月です。またアップしたいと思います。

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  2. レプリカ力作です。付箋がこんなに付くのが納得できます。確か光村の6年生の国語の教科書に「鳥獣戯画巻を読みとく」が掲載されていると思います。

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  3. 江原先生、レプリカは授業者がこつこつとつくった物です。
    たくさんの付箋で埋まった時には、頑張った甲斐があったと思ったに違いありません。
    小川先生は12月に学校の全校研で国語の「鳥獣戯画を読む」という単元を公開するそうです。この授業が国語の授業に大きく反映される事を願っています。

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