グループのメンバーでひとつ段ボール箱を共有し、子どもたち同士が声を掛け合い互いの光の素敵さを感じ合える授業となりました。授業を見ている私たちは、段ボール箱の外側から見ているだけでは、子どもたちの変容を看取りにくいこともあり、見ている私たちも、箱の中をのぞいたり、中に入ったりしながら子どもの目線に立って授業を見ることができました。
穴の並びにこだわった子は、規則的に並べたり、穴の連続で形を描いたり、穴をつなげたり段ボールカッターを使って少し大きな穴をあけたりしながら、自分のイメージした「たからもの」を探すことができました。また、光に色をつけたいと考えた子は、色セロハンを使ったりビーズを穴に埋め込んだり、卵パックやクッションのプチプチを使ったりしながら、お気に入りの色をつくりがしていました。
話し合いでは、子どもの視線に立ち、ひとりひとりの子が何にこだわりを持ち、どのように変容していったのか。そしてその変容を支えたものは何なのかを考えることができました。また、今回は北海道近代美術館の学芸員さんにも参加していただき、美術館の立場の話を聞くこともできました。
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